X'masの奇跡
「そろそろ 行きましょう」


式場プランナーの桐島に促され、
お色直しをした優斗と莉菜は、披露宴会場へ向かった。




歩みを進ませるなかで、優斗は、
ぽつりと呟いた。




「母さんに‥  来てほしかった‥」




優斗の言葉に 莉菜は、
母親の写真を入れてる 優斗の胸元ポケットに
そっと触れ、潤む微笑みで噛みしめた。








「あっ、優斗、あれ持ってきた?」


「あぁもちろん!
写真撮影のときには出してくれるように 桐島さんにお願いしてる」






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