眠り姫に恋したのは年下御曹司
8年目ともなれば、下からも上からも頼りにされる。


自分の作業プラスの仕事が積み上げられていく。


忙しい時期の今は帰りも深夜になるのは当たり前だ。



「片桐、金曜のフタバ食品との会議資料は出来てるか?」


「はい。」


「先に見せてくれ。」


「はい。」



フタバ食品とは大手食品メーカーだ。


そこと新プロジェクトを立ち上げる事になり、私はリーダーと一緒に立ち上げに参加する。


金曜の会議で初顔合わせをする。



「片桐、親睦会の場所は?」


「予約してあります。」


「わかった。その日は部長も参加する。」


「はい。」



リーダーからの指示に大きく頷いて見せた。


リーダーである佐東(さとう)さんとは入社以来ずっと下で働いている。


そんな佐東さんは私の事をよく理解もしてくれている。


今日も平穏な日常が過ぎていく。


PCに向かって作業を進める私の日常が―――。
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