葵くん、そんなにドキドキさせないで。
「男に頼るなんてやっぱり最低女だね、アンタって」
こっち来な。
そう言って強引に引っ張っていく
連れて来られたのは、やっぱり路地裏で。
「いたっ…」
ドンと押されてバランスを崩した私は転んでしまった
冷たい地面に尻もちをつく私をニヤニヤしながら残りの4人が私を囲む
ひ、冷や汗が止まらない…
「ずっと思ってたんだけど、
何で田中さんみたいな子が葵くんの彼女になってんの?」
リーダー格の女の子
顔、見たことない…。他クラスの子だ。
「まぁ、どうせアンタが無理言って付き合ってもらってるんでしょ?」
「葵くん優しいからアンタの言う通りになってるけど、
そんな自己中なことしていいと思ってんの?」