好きです、センパイッ!!
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「た、か、ひ、ろ、せんぱぁぁい!!!」
放課後。
いつものように先輩の教室の扉を開けながら名前を呼ぶと、
「うるせぇ……」
しかめっ面をした先輩と、スマホを横向きにしてゲームをしている柴田先輩がいた。
「ちょっと待ってください、どうして柴田先輩がいるの!?」
「えっ、俺このクラスだし!!いても変じゃなくねぇ!?」
私の言葉にショックを受ける柴田先輩に、少しだけムスッとする。
高広先輩とこうやって教室で会えるのは数日ぶりだし、
2人っきりになれるのを楽しみにしてたのに……!
「柴田先輩のバカッ」
「なんで!?俺ここにいちゃダメぇ!?」