好きです、センパイッ!!


いきなりのキスに目を見開く。




「……小春のくせに、生意気なんだよ」




唇が離れてから、ムスッとする先輩に、ポカンとしてしまった。

だけどすぐに吹き出してしまうわけで。



先輩、今ものすごく照れてるでしょう。

顔が真っ赤だから分かっちゃうんですよ。



あぁ、好きだな。

私、先輩のこと、やっぱり好きだな。




「好きです、先輩っ!」




そう言って、私は先輩に抱きついた。






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