好きです、センパイッ!!
ゴクリと唾を飲み込んだ柴犬先輩
それから、「ごめんなぁ?」なんて謝ってきたからブンブンと首を振った
おかまいなく!!
あなたのおかげで幸せな気分を味わえましたので!
「俺の名前、柴田宗介っていうの。
つーか、無口な高広が女の子と話してるとか…いやぁ、ビックリだわ」
「私は四ノ宮小春です!
私は先輩と結婚する予定ですので!お話するのも朝飯前です!!」
「ええっ、まじ!?お前らけっこんすんの!?」
「しねぇよ」なんて、そう言いながら私と柴田先輩の頭を叩く
い、痛いですよ先輩!!
「小春、お前もう戻れ」
「えーっ…まだ話し足りないんですけど!」
はぁ、とため息をつく先輩
「………どうせ放課後も来るんだろ。」