キミの生きる世界が、優しいヒカリで溢れますように。
「美樹」
「ん?」
「これ、ポストに入ってたよ」
お母さんに手渡されたのは手紙。差出人は……理香子だった。
嫌な予感がして、リビングを出た。部屋で手紙を開けることにした。
部屋の電気をつけて、ベッドに腰を下ろしてから、手紙を読んだ。
《美樹へ。
こんな手紙をもらっても、美樹は嬉しくないと思う。
だけど、私はようやく死ぬ覚悟ができました。
美樹にわかるかな?私の気持ち。
大好きな親友から裏切られて、いじめられて、ひとりぼっちになった私の気持ちが。
今でもどうしてこうなったのか、わからない。
どうして私たちこうなっちゃったの?
私は美樹のことがずっと羨ましかった。
美樹の飾らない性格、直球な言葉、誰にも物怖じしない度胸。
そのどれもが私にないもので、憧れてた。
本当に大好きだった。
でも私は美樹から嫌われちゃったんだよね。
この1ヶ月、生きるか死ぬかをずっと考えてた。
でも、私、この先楽しく笑顔で生きていける自信ない。
いじめられて、自信なくして、自尊心なんて無くなったよ。
ものを隠されて、心無い言葉を浴びせられて。
美樹以外の人たちにも。
もう、無理だよ。
もう、誰のことも信じられない。
生きていく力なんてないんだ。
なので死にます。苦しませられた、みんなと一緒に。
理香子より》