意地悪王子の溺愛は甘すぎて危険です!




そして、その役割を終え



自室に戻ろうとする私の前に登場したのは



「失礼します。」



「失礼します。」



たくさんのメイドさんによって王子の自室へと運び込まれていく私の私物。



「え、あ、え、ちょっと待っ」



「ヘレン、落ち着け。」



「で、ですが、わわ私の荷物が。」



「では、失礼致します。」



ーーーバタン
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