艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます

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さ、さすが、人気のデートスポット……。

日曜のお昼の時間帯のAqualiftは私の予想を超えるほどのカップルや家族連れであふれている。


「人、多いですね」

「あぁ、佐々田。はぐれるなよ」

呆気に取られて呟いた一言に、駒宮室長の言葉がいつもよりも随分と柔らかな口調で降ってきた。

駒宮室長の言葉に返事しようとした時だった。



私の手は駒宮室長の大きな手に握られた。

駒宮室長の細くて長くて、それでいて少しだけ骨張った指、私よりも随分と大きな手は私の体温よりもずっと温かい。


驚いた私は、思わず駒宮室長の横顔を見上げたけれど、その横顔はいつもと変わらない不愛想な表情をしている。

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