艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
「どうだ?参考になったか?」

「はい。とても参考になりました。」

半分ほどのショップを見終えると、ランチタイムももう終わりを迎えるという時間に、遅めのランチをすることにした。


セレクトショップの立ち並ぶ建物の一角にあるコーヒーショップ。

テラス席で、海を見ながら2人で向き合ってホットサンドを頬張る。


「一番最初のお店、回遊性の高いお客様の導線を計算してありましたね。それから向かいのお店は店内を黒一色で統一してあるから、赤や黄色の原色の小物がすごく目立っていて、あんなディスプレイの仕方もあるんだなって。」

思わず、饒舌に話してしまったと思って思わず、口を噤む。


すると、駒宮室長は不愛想な顔を少しだけ崩して、穏やかに微笑んで見せる。

私の胸は、駒宮室長の微笑みに、思わずきゅんと高鳴ってしまう。

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