艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
「それで、私とまどかを誘ったというわけね」
祥子さんは困ったように笑って見せる。
「さすが、祥子さん話が早いです。同期の祥子さんと、もうすぐ駒宮室長の部下になるまどかさん。お二人から駒宮室長の情報が欲しいんです」
「情報?」
急に私を視界に捕らえた郁ちゃんが、子犬のような視線を向ける。
「異動して、一緒にお仕事したら小さな情報でいいので何でも教えてくださいね。駒宮室長のこと。好きなものとか、好みのタイプとか、何でもいいですから」
瞳をキラキラさせながら、お願いされると断れない。
ううん、それよりなにより嬉しいんだ。
だって郁ちゃんが初めて3次元に恋をしたのだから。
祥子さんは困ったように笑って見せる。
「さすが、祥子さん話が早いです。同期の祥子さんと、もうすぐ駒宮室長の部下になるまどかさん。お二人から駒宮室長の情報が欲しいんです」
「情報?」
急に私を視界に捕らえた郁ちゃんが、子犬のような視線を向ける。
「異動して、一緒にお仕事したら小さな情報でいいので何でも教えてくださいね。駒宮室長のこと。好きなものとか、好みのタイプとか、何でもいいですから」
瞳をキラキラさせながら、お願いされると断れない。
ううん、それよりなにより嬉しいんだ。
だって郁ちゃんが初めて3次元に恋をしたのだから。