だから、笑って。
『まもなくー3番線に列車が参ります。黄色い線の内側にお下がり・・』
アナウンスの後に電車がやってきた。
案の定、彼はその電車に乗るようだった。
なんとなく、私は彼と同じ車両に乗ることにした。
プシューッ。
扉が閉まり、電車が少しずつ動き出した。
移り行く景色。私の通う高校がある町はとても栄えていて、それなりに都会なのに対して私たちの町は穏やかな町だ。
隣にいる彼の住む場所はどんな町だろうか。