愛を知らない一輪の花
「誤解です。山本先生がどなたか存じ上げませんし、味方だなんて、、、社長はどなたにも優しい方ですから。」
百合は真っ直ぐに優香を見つめる。
「、、、まぁいいわ。とにかく、私達は貴方を認めない。ここでチヤホヤされるなんて思わないことね。実力が無ければ、直ぐに駅前支店に帰りなさい。今日はもうあまり時間がないから、リボンのストックを作っておいて。赤、ピンク、オレンジ、紫を各50ずつよ。あとは明日の予約のアレンジセットを全てしておいて。」
優香は冷たく言い放つ。
「わかりました。」
真剣な顔で作業に取り掛かる百合の後ろから、馬鹿にしたような笑い声がした。
「優香さん、厳し〜。あと2時間しかないじゃないですか〜〜?くすっ。その量今日中掛かっても無理じゃない?明日には辞めちゃうんじゃない??」