愛を知らない一輪の花


そんな事したら、いつか来る別れの時に辛い。

絶対別れは来るのだ。蓮の一時的な感情でここで一緒に暮らしても、暫くして百合に嫌気が差すだろう。、、今までもそうだった。

それに蓮といると、今まで感じた事のない感情があって、この暖かい所から抜け出せなくなる。、、、依存しそうになる。










「そんな事したら、、、愛されて育たれた社長のご両親に申し訳ありません。こんな何処の馬の骨かわからないような私が一緒に居ていい筈がないのです。、、、身分が違いすぎます。それに、、、次に此処で住む女性がきっと悲しみます。どんなに綺麗に処分しても、女はそんな形跡さえもすぐに見つけてしまいますから。、、、だから、、、。」


「次って何?百合は俺が本気じゃないって思ってるって事、、、?」
< 179 / 259 >

この作品をシェア

pagetop