愛を知らない一輪の花


「これからクリスマスに年末年始と慌ただしい日々で、あんまり会えなくなると思う。残業も増えて帰りも遅くなるだろう。百合のアパートは本店から結構距離もあるし、通うのも大変だ。そこでだ、、、、、ここで一緒に、、暮らさないか?」


「、、、、えっ。」



余りの驚きで一瞬フリーズしてしまう。



「ここからなら、15分もあれば本店に着くし、時間が合えば一緒に通勤できてバスも使わなくて済む。百合と、、、できるだけ一緒の時間を過ごしたい。」


「い、いけません!!私なんかが一緒に暮らすなんてっ!!!社長のご迷惑に、、、。仕事で毎日お疲れの所に、より一層疲れてしまいます。それにっ!そんな事したら、、、っ。」

「、、、そんな事したら?」



蓮の問い掛けに黙り込む。
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