愛を知らない一輪の花

「お前、忘年会のあと部屋泊まるのか?」

「はい。お酒も少し飲むと思いますので、ご好意に甘えて泊まろうと思います。支店長はどうされるんですか?」



週末で少し混んでいる。渋滞中の車内は静かで、百合を眠気が襲いウトウトしてしまう。

「明日は朝一で本社だから、ホテルからの方が近いからな。泊まるつもりだ。、、、寝てていいぞ。遅れても文句は言われないだろ。このペースじゃ間に合わないだろう。」


「いいえ!大丈夫です。」


「いいから。関係者も来るんだ。今のうちに少し仮眠とっとけ。」

「はい。、、、じゃあ少しだけすみません。」






しばらくして、すぅすぅと静かに眠る百合を横目に音楽の音量をさげ、ショップに向かった。

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