夏椿~太陽の光を浴びて~
パンやおにぎりを一通り見た後、肉まんを二つ買ってコンビニを出た。


車に乗り込み沙羅の帰りを待った。


数分後、もうそろそろかなと思い、車から降りて待つことにした。


するとキャリーバックを持った沙羅がこちらに向かって歩いているのを見つけた。


「沙羅~!」

俺が名前を呼ぶと沙羅は走りだした。


「玲!!」


沙羅は持っていたキャリーバックをその場において俺に抱きついてきた。


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