気付けば、君の腕の中。


作中にも書きましたが、「“当たり前”という言葉が、どれ程大事なのか後悔してから気づく」というのは、私が本当に感じた思いです。


昨日まで“当たり前”だった生活が、がらりと変わり、家族がどれ程大切だったのか、父や母の言葉がどれ程有難いものだったのか…、今更になって痛感します。


だけど、いつまでも後悔していては、一生前を向くことは出来ない。

幸せにだってなれません。



私は小説として形に残すことで、過去に別れを告げることが出来ました。


どうか、読んでくださった方が、もし後悔していることがあれば、このお話を読んで、少しでも考えを変えてくださると嬉しいです。

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