家政婦になりました。1


壇上に立つ。


一回辺りを見回してっと、



スウッ


『暖かな春の訪れと共に、.....』


私の声が響く。


スラスラ、と挨拶を述べていく。


あ、あれ?あそこに居るの煌人かな?
何か周りに金髪とかいるけど....



『.....。新入生代表 楠 朱音。』


そう言ったとたん会場が拍手で包まれた。


壇上を降りる前に、もう一度煌人を見てみる。


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