【完】壊愛ー姫は闇に魅入られてー





結局、想いを伝えられないまま1週間があっという間に過ぎた。



クリスマス目前


今日はクリスマスイブ...


外はカップルだらけ。


道行く人達はほんわかと
恋人と手を繋ぎながら可愛いお店に入っていったり
大きなケーキの箱を抱えて幸せそうにお家に帰っていったり。




「ねえパパ、。ママ〜!!
今日僕の家にサンタさん来てくれるかなー??」


「たかしがいい子にしてたら、きっと来てくれるさっ」


「だから帰ったら、まずうがいと手洗いちゃんとしなさいよ?」


「はーい!!!!」



空が曇って雪が降りそう。

完全にクリスマスの雰囲気に乗っ取られてるこの世界で
幸せそうな家族が私の横を通っていく...




誰も隣にいない学校帰りはクリスマスのせいで虚しく感じた。





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