【完】壊愛ー姫は闇に魅入られてー
緊張と緊張と緊張で死んでしまいそうになった。
せっかく人が顔まで真っ赤にして
想いを伝えようとしているのに...
ーーーピリリリリリ!!!!!!
嘘でしょ、信じられない。
空気を読まないスマホの着信音が、流のポケットから聞こえてきた。
「おう、圭。どうした?」
この状況でスマホを取る流も流だ。
信じられない
デリカシーのかけらもない。
ていうか電話の相手が圭って言うのが1番気に入らないんだけど!!!!!!
「りゅ...う!」
電話なんか後でしてよ!
スマホを耳に当ててる流に口パクでそう伝えるけど。
流は私から目線を外して圭との会話を優先する。
なんてひどい男だ。
告白する前に振られた気分だよ...
私より結局、圭優先なんて...流のバカ、アホ、辛いよ。