【完】壊愛ー姫は闇に魅入られてー
「...流は、素直な子と素直じゃない子...どっちが好き?」
「あ...?なんだその質問」
「いいから...答えて」
「んー...」
眉間にシワを寄せて真剣に悩み始める流。
悩む必要なんかない質問なのに
流ってば意味わかんない
誰だって素直な子の方がいいに決まってるのにね。
「俺は、ムギならなんでもいいぜ?」
「っ...!?」
「おう、やっぱムギならなんでもいい。」
寒くてもなんでもシーツを被ってても。
流が愛しそうに私を抱きしめてくるから、感覚が麻痺しちゃう。
黒でさえ汚せないほど真っ白な想いと
すぐに汚れてしまうシーツは、なんだか似ていて、肌に擦れる度にシーツを大事にしたいと思った。
「流...わたし...わたしね?」
言う(告白)なら今しかないと思った。
素直でも、素直じゃなくても。
私ならどっちでもいいって言ってくれた流に
この気持ちを今...伝えるね?
「りゅっ...わたしっ...!!!!」