【完】壊愛ー姫は闇に魅入られてー






「つむぎ...ちゃん?」



相手も私を見て驚いている。



クリスマスの雰囲気丸出しの隣にある店から漏れた明かりのせいで
お互いの顔はバッチリと見えていて。


気まずい雰囲気を盛り上げるように
雪が静かに降ってきた...そりゃあもうシンシンと。





「山崎くん...久しぶり...」



「...」




無視された。


ていうかおもいっきり顔逸らされた。



いや、うん、気まずいよね。




だって山崎君は、私のこと叩いて、しかも流のこと刺した危険人物だもん。




クリスマスなのに...さいあく。




「...流のこと刺したでしょ?」


「ーーーッ!!??」


「流...山崎くんのこと捜してるよ?」


「......」


「敵だと思ってた流が夜季の総長だったなんて...圭のこと慕ってた山崎君にとって、確かに信じたくない話かもしれないけど」



「...」



「...なにも...刺すことないじゃん、最低だよ」




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