【完】壊愛ー姫は闇に魅入られてー
あの日どれだけ流が痛がってたか、山崎君は知らないだろうね...
やった本人には分からない痛み。
苦しそうな流を見てるだけで...私だって痛かった。
もし、少しでも刺したところが少しでもズレてたら
死んでいたかもしれないのに...
ていうか流じゃなかったら絶対死んでた。
だから、どんな理由であれ流を刺した山崎君に同情なんか出来ない。
「...俺、神庭に殺されちゃうのかな...?」
震えた声で言う山崎くん。
道の真ん中で突っ立ってる私達を上手く避ける人達
ここじゃあ通行人の邪魔になるから
触りたくもない山崎君の腕を引っ張って、近くにある公園に移動した。
「...」
「...」
さすがクリスマス
楽しむ所なのに、寂しく感じてしまう。
普通公園なんて、クリスマスに来るようなとこじゃないからね...