【完】壊愛ー姫は闇に魅入られてー





「山崎くん、ココア奢ってよ」



公園に3台並んでる自動販売機。


真ん中の自動販売機の前に立って、図々しく山崎くんにお願いする。



「はあ...?なんで俺が紬ちゃんにココア奢らなきゃなんないわけ?」


「だって山崎君、私のこと叩いたじゃん、しかも公園で」


「...」


「公園繋がり?
今度は私が山崎君に仕返しする番!!
その仕返しがココア奢るって内容でよかったね」


「...性格ワルすぎ...紬ちゃんそんな性格だったっけ?」



あんた達が私の性格を歪ませたんでしょうがっ!!!!


元姫の恨み舐めんなてーの...


まあ言うほど姫らしいこと何一つしてないけどね。




圭の恋人ってだけだったし


ていうか姫ってなんですかね...。



総長の女ってだけで姫だもん。


でもまあ...その総長も結局別の人だったし
私、もしかしたら姫でも仲間でもなかったのかも...




ああ、虚しい


色々と虚しすぎる。




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