【完】壊愛ー姫は闇に魅入られてー





私のワキに手を入れてコショコショとくすぐってくる流に、久しぶりに子供みたいに笑った。



「あははっ!!ちょっ、あはっ、流やめっ!!」


「おらおら!!やめてほしかったら言う事聞け!!」


「ほんともう無理だから!!くすぐったいよ流のバカ!!」


「じゃあ行くか?学校」


「行きますっ!!行くからやめてよ!!」




笑いすぎて死ぬ。
結局流に負けて学校に行くことになった。



最悪...、とにかく最悪すぎる。



流にバイクで送ってもらいすぐに着いた学校は、今の私にとって恐怖でしかない。


校門前でとにかく流は目立っていた、女子生徒にキャーキャー言われてるし。


...黙ってたらカッコイイのに、喋ったら最悪だよ流なんて。だからみんな顔に騙されないで!




「じゃあなムギ!!
俺も自分の学校があるからもう行くぜ?寄り道せず帰ってこいよ!!」



「うぅ...やっぱり無理だよ流」




圭の存在にビビりまくりな私は、学校に足を踏み入れる勇気がなく、流の服の袖を掴む。





< 40 / 390 >

この作品をシェア

pagetop