【完】壊愛ー姫は闇に魅入られてー
私のワキに手を入れてコショコショとくすぐってくる流に、久しぶりに子供みたいに笑った。
「あははっ!!ちょっ、あはっ、流やめっ!!」
「おらおら!!やめてほしかったら言う事聞け!!」
「ほんともう無理だから!!くすぐったいよ流のバカ!!」
「じゃあ行くか?学校」
「行きますっ!!行くからやめてよ!!」
笑いすぎて死ぬ。
結局流に負けて学校に行くことになった。
最悪...、とにかく最悪すぎる。
流にバイクで送ってもらいすぐに着いた学校は、今の私にとって恐怖でしかない。
校門前でとにかく流は目立っていた、女子生徒にキャーキャー言われてるし。
...黙ってたらカッコイイのに、喋ったら最悪だよ流なんて。だからみんな顔に騙されないで!
「じゃあなムギ!!
俺も自分の学校があるからもう行くぜ?寄り道せず帰ってこいよ!!」
「うぅ...やっぱり無理だよ流」
圭の存在にビビりまくりな私は、学校に足を踏み入れる勇気がなく、流の服の袖を掴む。