【完】壊愛ー姫は闇に魅入られてー
「...私、まだ準備してないから、流さきに学校行っていいよ」
「待っといてやるから、早く準備してこい」
「...」
学校なんて最初っから行くつもりないのに。
今日は圭がいるから行けない、流がいない学校で私が圭と1人で闘うなんて無理がある。
玄関で流と睨めっこ。
ドアにもたれたまま私をずっと待ってるつもりなのか、流は意地でも先に学校に行こうとはしない。
「学校...行きたくないから、休む」
か細い声で本当のことを言った。
すると、なぜか流に手首を掴まれて、手加減なしでグイッと引き寄せられそのまま流に抱きしめられる形に。
頭は...言うまでもなく混乱中
朝から気合の入ったラブシーンなんて私には似合わない。
「逃げんな。イヤでも学校には行け。
これは命令だムギ」
「...無理だよ、だって学校には圭がっ...」
「いつまでアイツに縛られて生きてくつもりだ?
お前はアイツに死ねって言われたら死ぬのか?」
「...っ...」
「お前の人生に、もうアイツはいらねーんだよ。
通行人Aとでも思っとけ。」
「...でも、」
「”でも”じゃねーよ。
聞き分けのない奴はこの流様がお仕置きだっ」