【完】強引御曹司に気に入られた件


私は、成瀬部長の優しさに少し触れたことで忌まわしい思い出を少し忘れることができた。


そんな複雑な思いを抱えながら結婚式が終わり

披露宴は近くの海でフリーに行われることになった。


新郎も新婦も動きやすい服にお色直しをして最高に幸せそうだった。


「成瀬さん」

と私の隣にいた部長が聞き覚えのある声で呼ばれていた。

「白川さん、楽しんでますか?」


と営業スマイルで答える成瀬部長。




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