赤い刻印 - Secret Love -【続編】
実家といっても修二さんが母親のために建てた家だけど。
修二さんは「ここが一沙ちゃんの実家だからいつでも帰っておいで」と言ってくれている。

「泊まってけばいいじゃないか。真面目に付き合ってるんだし」

ほろ酔い加減のお父さんがそう言う。

「一沙ちゃんの親御さんさえ良ければだけど」
「あ、うちの親は全然大丈夫です」
「遠慮しないで。いずれお嫁に来るんだから」

おばあちゃんのその言葉に、先生が飲んでいたビールを吹き出しそうになった。

「ゴホッ。ばあちゃん、何言ってんだよ」
「いずれそうなるでしょ?何ならこのままずっと家にいてほしいわ」
「…っ」


というわけで、先生の実家に泊まることになりました。
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