さよならの時まで、笑顔で
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「......っ」




フラッと、一瞬意識が飛んで、体がふらついた。




なんで。




沙織ちゃんには、分からなかったのが幸い。




なんで、意識が飛んだの。




怖い...っ




また意識が飛んでしまうと思ったら、急に怖くなる。




冷や汗が自分の背中に流れる。




「せん、ぱい?」




沙織ちゃんの可愛い声にハッとして、救急箱を戻し、何事もなかったかのように沙織ちゃんに視線を向ける。


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