オオカミ社長は恋で乱れる
「お子様も一緒という事は、どこにお連れするご予定ですか?」
「ん?そうだな・・・まだ幼いし好みも分からない。何がいいだろうなあ?」
うーん・・と悩みながらも嬉しそうなその表情は、苦を感じているようには見えない。
さながらデートの予定を楽しんでいる甘い悩みだ。
「喜んで頂けるといいですね」
「そうだな」
その答えと共にやっと素直に笑みを見せた。
その顔を見れば分かる。
彼は本当に嬉しいのだろう、清水さんとの繋がりを深めていくことが。
では彼女の方はどうだろうか?
単純に考えれば高待遇の出会いだろう。
御曹司に選ばれたのだから。
そんな彼女が西条のアプローチに困っているのか、嬉しいと感じているのか今の時点では自分には分からないけど、西条の本気度は日に日に強くなっているように見える。
ただ自分は現実的に考えてしまう。
彼女には幼い子供がいる。しかも2人。
彼が今の想いを貫き通すというならば、我が子ではない子供達の父親になるという可能性だってある。
彼女にしてみればまさかの超玉の輿に乗る機会だが、西条家にとっては他人の子。
もし会長と奥様がこのことを知ったらどうするのだろう・・。
驚くことは間違いないが、その時お二人がどう捉えるか。
今まで我が子の結婚を望み、何度もあちこちのご令嬢とのお見合い話を用意してきた。
その度につれない態度をとられガッカリしたお二人を見てきた自分には、今後の展開を読むことが恐ろしくも感じてしまう。
それでも今の西条は貫き通すだろう。
自分はその流れを見続けるしかない、そう心で確認した。
「ん?そうだな・・・まだ幼いし好みも分からない。何がいいだろうなあ?」
うーん・・と悩みながらも嬉しそうなその表情は、苦を感じているようには見えない。
さながらデートの予定を楽しんでいる甘い悩みだ。
「喜んで頂けるといいですね」
「そうだな」
その答えと共にやっと素直に笑みを見せた。
その顔を見れば分かる。
彼は本当に嬉しいのだろう、清水さんとの繋がりを深めていくことが。
では彼女の方はどうだろうか?
単純に考えれば高待遇の出会いだろう。
御曹司に選ばれたのだから。
そんな彼女が西条のアプローチに困っているのか、嬉しいと感じているのか今の時点では自分には分からないけど、西条の本気度は日に日に強くなっているように見える。
ただ自分は現実的に考えてしまう。
彼女には幼い子供がいる。しかも2人。
彼が今の想いを貫き通すというならば、我が子ではない子供達の父親になるという可能性だってある。
彼女にしてみればまさかの超玉の輿に乗る機会だが、西条家にとっては他人の子。
もし会長と奥様がこのことを知ったらどうするのだろう・・。
驚くことは間違いないが、その時お二人がどう捉えるか。
今まで我が子の結婚を望み、何度もあちこちのご令嬢とのお見合い話を用意してきた。
その度につれない態度をとられガッカリしたお二人を見てきた自分には、今後の展開を読むことが恐ろしくも感じてしまう。
それでも今の西条は貫き通すだろう。
自分はその流れを見続けるしかない、そう心で確認した。