オオカミ社長は恋で乱れる
「西条さ・・・」
「まったく!」
私の声を遮ってつぶやくと、身体を引き寄せ今度は強く抱きしめると首元に顔を埋めてきた。
「えっ」
私の驚きの声を聞いてもその手も顔も離さない。
そして溜息をついた後、私の耳元に唇を寄せて囁くように甘い声で言った。
「絵莉に好きだと伝えたけど、返事はまだ聞いてない。それでも君を抱きしめてしまって可愛い顔を見て誘惑したい気持ちに襲われているから、とりあえず今日は帰ることにした。絵莉に嫌われたくないしな。それなのに追いかけて来られたら、俺だって煩悩に負ける」
「そんな!嫌いになることなんてありません」
意外な言葉を聞いてすぐに身体を離して見上げながら否定すると、一変して嬉しそうな表情を見せてくれた。
そうだよ、西条さんを嫌いになんてなるはずがない。
嫌いなんて・・・それよりもむしろ・・・・・。
そう考えていると、私の目を見つめながら確かめるように言ってきた。
「絵莉、好きだ。どうしようもないくらいに君が好きなんだ。さっきはゆっくりと優しい人から男として見て欲しいと言ったばかりなのにすまない。必ず大切にする、絵莉も悠も凛も。だから俺と付き合ってくれないか?」
真っ直ぐに見つめられて、その真剣さに私の手も小さく震える。
それでももう私の胸に感じる気持ちははっきりしていた。
私・・・西条さんが好き。
だから・・・。
「はい」
頷きながら精一杯伝えた。
頬に広がる熱も、胸を打つ鼓動の早さも、全部西条さんに伝わりながら。
「絵莉・・・」
低いながらも感嘆の声を上げ私を強く抱きしめてから、嬉しそうな顔を見せた。
その表情を見て私の心まで満たされる。
すると見つめ合う距離がゆっくりと近くなり、優しく唇が重なった。
「まったく!」
私の声を遮ってつぶやくと、身体を引き寄せ今度は強く抱きしめると首元に顔を埋めてきた。
「えっ」
私の驚きの声を聞いてもその手も顔も離さない。
そして溜息をついた後、私の耳元に唇を寄せて囁くように甘い声で言った。
「絵莉に好きだと伝えたけど、返事はまだ聞いてない。それでも君を抱きしめてしまって可愛い顔を見て誘惑したい気持ちに襲われているから、とりあえず今日は帰ることにした。絵莉に嫌われたくないしな。それなのに追いかけて来られたら、俺だって煩悩に負ける」
「そんな!嫌いになることなんてありません」
意外な言葉を聞いてすぐに身体を離して見上げながら否定すると、一変して嬉しそうな表情を見せてくれた。
そうだよ、西条さんを嫌いになんてなるはずがない。
嫌いなんて・・・それよりもむしろ・・・・・。
そう考えていると、私の目を見つめながら確かめるように言ってきた。
「絵莉、好きだ。どうしようもないくらいに君が好きなんだ。さっきはゆっくりと優しい人から男として見て欲しいと言ったばかりなのにすまない。必ず大切にする、絵莉も悠も凛も。だから俺と付き合ってくれないか?」
真っ直ぐに見つめられて、その真剣さに私の手も小さく震える。
それでももう私の胸に感じる気持ちははっきりしていた。
私・・・西条さんが好き。
だから・・・。
「はい」
頷きながら精一杯伝えた。
頬に広がる熱も、胸を打つ鼓動の早さも、全部西条さんに伝わりながら。
「絵莉・・・」
低いながらも感嘆の声を上げ私を強く抱きしめてから、嬉しそうな顔を見せた。
その表情を見て私の心まで満たされる。
すると見つめ合う距離がゆっくりと近くなり、優しく唇が重なった。