極上社長と結婚恋愛
 

驚いて目を見張った私を見下ろして、直哉さんは小さく首をかしげて笑う。
その視線が艶やかで、じわりと頬に熱があつまる。

「それって、あの……」

混乱しながら口を開いたけれど、なんと言っていいのかわからずに口ごもる。
そんなことを言われたら、そんな目でみつめられたら、まるで直哉さんが私に好意をもってくれてるんじゃないかと思ってしまう。

「好きだよ、あずさちゃんのことが」

混乱する私にしっかりと届くように、直哉さんがゆっくりとした口調で言って微笑んだ。

「社長室にガーデニアを届けに来てくれた時から、しっかりしてるのにどこか危うげで気になる子だなと思ってた。兄妹として一緒に暮らしていくうちに、君の芯の強さやかわいらしさにどんどん惹かれていった」

甘くささやかれ、心臓が止まるかと思った。

こんな素敵な直哉さんが、私を好きになってくれるなんて……。
信じられなくて目を瞬かせていると、直哉さんが私の顔をのぞきこむ。


 
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