極上社長と結婚恋愛
 

拗ねた口調が可愛くて、耳元で意地悪に問いかける。

「キスされるのはいやだった?」
「い、いやじゃないですけど……っ」

鼻先を近づけ触れるだけのキスをする。
触れては離れる戯れのようなキスに、ふくれっつらだったあずさちゃんの表情も緩み、くすくすと笑ってキスを受け止める。

「直哉さんって、小さなときはどんな子供だったんですか?」
「どうして?」

腕の中のあずさちゃんにそんなことを聞かれ、首をかしげる。

「今は落ち着いた素敵な大人に見えるけど、きっと子供の頃はいたずらをいっぱいしてたんだろうなって」
「確かに。元気を持て余した悪ガキでよく母親を困らせて怒られてた」
「どんないたずらをしてたんですか?」

肩を揺らしながらうなずくと、彼女は枕から頭をあげて興味津々の視線をこちらに向けた。

「祖父の家に遊びに行って、大きな庭にはしゃいで遊んでるうちに道に迷って一晩外で過ごしたり」
「え!?」

目を丸くしたあずさちゃんに苦笑しながらうなずく。

 
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