極上社長と結婚恋愛
「直哉さんは、慣れてそうですね」
「まさか。ストッキングを履かせるのははじめてだから緊張してるよ」
その整った顔には緊張なんてみじんも浮かんでなくて、私は頬を膨らませる。
「履かせるのはってことは、脱がせることは慣れてるんですよね」
そんなかわいくないことを言ってみても、直哉さんは余裕だ。
「脱がせるのも慣れてないから、あとで練習させてくれる?」
「な……っ!」
「冗談だよ」
真っ赤になって絶句する私に、余裕の笑みで肩を揺らす。
直哉さんは本当に、憎らしいくらい完璧でずるいと思う。