護衛目的の執事です
水無月。



そう呼んでくれるんだ。



「ありがとう」



結弦「え?」



「いや、何でもない」



というと、その後ろから出てきた凛王と、蒼空とメイドさん。



そして、メイドさんが結弦様の前に立ち、



?「貴女の代わりになった、結弦様の専属メイドの高宮里香と申します。以後、お見知りおきを」



と、所々強調しながら、メイド服の裾を上げて礼をした里香。



「水無月鏡花だ」



と言い、「じゃあ」と言って、テラスに移動しようとすると、



ガシッ



「?」
里香「!?」



結弦「待って。ダンス、踊ろ」



と、腕を掴まれて言われた言葉。


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