メトロの中は、近過ぎです!
大野さんにも首の赤い跡が見えてしまってるんだろう。
下田では無かったその跡が……
大野さんには見られたくなかった。
首を隠してみたけど、もう遅い。
シンさんが私のアゴに手をかけ上を向かせ、スカーフを肩にかけた。
その流れで首元のシャツが更に開かれたのに気付いた。
わざとだったんだ……
一連の行動は大野さんにキスマークが見えるようにわざと仕向けられたもの。
シンさんが怖い。
徹底的に私を自分のものだと誇示したいんだ。
シンさんの大野さんに対する態度が全然違う。
私が大野さんに惹かれてるって信じ込んでる。
信じ込んでる?
間違ってない。
私は大野さんに惹かれてた。
シンさんを裏切ってるって気が付いてたのに、止められなかった。
だとしたらこれは当然のことなのかもしれない。
だけど……シンさんのところに戻らなきゃいけないんだろうけど……それは出来ないって、心が叫んでる。
「行こう。マホ。寒いところはお腹の子にも良くないよ」
バっと顔を上げると、シンさんの顔の向こうに驚いている大野さんの顔が見えた。
「…な……」
んてことを言うんですか!
その言葉さえ声にならない。
下田では無かったその跡が……
大野さんには見られたくなかった。
首を隠してみたけど、もう遅い。
シンさんが私のアゴに手をかけ上を向かせ、スカーフを肩にかけた。
その流れで首元のシャツが更に開かれたのに気付いた。
わざとだったんだ……
一連の行動は大野さんにキスマークが見えるようにわざと仕向けられたもの。
シンさんが怖い。
徹底的に私を自分のものだと誇示したいんだ。
シンさんの大野さんに対する態度が全然違う。
私が大野さんに惹かれてるって信じ込んでる。
信じ込んでる?
間違ってない。
私は大野さんに惹かれてた。
シンさんを裏切ってるって気が付いてたのに、止められなかった。
だとしたらこれは当然のことなのかもしれない。
だけど……シンさんのところに戻らなきゃいけないんだろうけど……それは出来ないって、心が叫んでる。
「行こう。マホ。寒いところはお腹の子にも良くないよ」
バっと顔を上げると、シンさんの顔の向こうに驚いている大野さんの顔が見えた。
「…な……」
んてことを言うんですか!
その言葉さえ声にならない。