御曹司のとろ甘な独占愛
「個室の予約が一杯なお陰で、愉快な席に座れてラッキーだったね」
慧はさも可笑しそうに話しているが、一花にとっては、ここで運命が全て決まる! と言っても過言では無いほど重大な状況だ。
一花はムッとすると、「慧様、面白がってますね」と憤慨した。
席に座ると、確かに一花からは伯睿達のテーブルは見えるが、彼方からは他のお客に隠れて見えにくそうだ。
「聞いたところによると。李氏がここを予約したみたいだけど、予約の電話が入ったのはほんの一時間くらい前だったらしいよ? ……ということは、李氏は突然台北へ来ることになったのかもね」
ジュエリーショーの会場では一度も見かけなかったしね、と慧は興味なさげにドリンクメニューを開く。
「一花ちゃん、何飲みたい?」
「……なんでも…………」
伯睿達を凝視するあまり、一花は気もそぞろに答えた。
「そう?」
慧はドリンクを尋ねに来たスタッフへ《あれで頼むよ》と声をかけた。
慧はさも可笑しそうに話しているが、一花にとっては、ここで運命が全て決まる! と言っても過言では無いほど重大な状況だ。
一花はムッとすると、「慧様、面白がってますね」と憤慨した。
席に座ると、確かに一花からは伯睿達のテーブルは見えるが、彼方からは他のお客に隠れて見えにくそうだ。
「聞いたところによると。李氏がここを予約したみたいだけど、予約の電話が入ったのはほんの一時間くらい前だったらしいよ? ……ということは、李氏は突然台北へ来ることになったのかもね」
ジュエリーショーの会場では一度も見かけなかったしね、と慧は興味なさげにドリンクメニューを開く。
「一花ちゃん、何飲みたい?」
「……なんでも…………」
伯睿達を凝視するあまり、一花は気もそぞろに答えた。
「そう?」
慧はドリンクを尋ねに来たスタッフへ《あれで頼むよ》と声をかけた。