不良生徒会
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去年いた1年A組の教室へ入ると、もう瀬下が来ていた。
うわぁ、もう来てたのか。
タイミングが悪かったな。
案の定、瀬下は俺達が留年していることを1年歳下のクラスメイト達にぶちまけ、席につくよう促した。
やっぱ、バラシやがったよ、あの馬鹿先。
俺は心の中で舌打ちしながら自分の席へとついた。
するとふと、強い視線を感じ左を見ると、1束に三つ編みをした金髪の少女が顔を伏せていた。
気のせいか...?
でも、確かに向こうから視線を感じた。
一般人では出来ないような殺気を含んだ強い視線。
何だか気になるな...。
...それにしてもあの子の髪の毛綺麗だなあ。
艶のかかった綺麗な金色の髪。
顔は伏せてわからないけれど、腕から見える肌は白く透き通っていた。
美少女...っぽいなぁ。
って、俺何変態っぽいこと考えてんだろ!
俺は、違う、僕は可愛い系のキャラを演じているんだから。
こんな変態っぽいこと考えてるなんてダメだ!と自分にカツを入れたが、やっぱり気になってあの子のことを見てしまった。
気になるなぁ。
いつか、話してみたいかも。
そんな俺は、あの子と近いうちに関わるようになることとは知らなかった。
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