配信教室
俺はエイトと同じ部屋になった。


「女子たちは2階だってよ。後でこっそり行ってみようぜ」


「嘘つけ、2階は先生たちの部屋だろ? 女子は3階だ」


俺は宿舎の地図を見てそう返事をした。


男女が簡単に行き来できないように真ん中に先生の泊まる部屋が用意されているのだ。


「あれ、そうだっけ?」


エイトはそう言って慌てて地図を確認し、そして肩を落とした。


真央とあいびきでもする予定だったんだろう。


あからさまに落胆しているエイトを見て俺は苦笑した。


「なぁ、本当に明日やるんだよな?」


食堂へ向かう前に、一応確認してみた。


万が一心に揺らぎがあるのなら聞いて起きたかった。


「もちろんだ。賞金は今2憶まで上がってる。コンテスト用の動画もバカみたいに数が増えてきてる」


2憶のいう金額に気が遠くなりそうになる。
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