学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます
「手を、離してくれませんか?…絢斗くん」
「もう一1回」
「っ、、」
2回言うなんて聞いてないよ!
「早く〜」
「っ、、離して欲しいです、絢斗くん?」
「どうして?俺のこと嫌い?」
へ?!
全然離してくれない代わりに、柊くんはどんどん質問してくる。
「き、嫌いだなんてどんでもない!」
最近、これが正真正銘恋なんだってわかった以上、そんな嘘をつくことはできない。
「じゃあ、いいじゃん」
全然チャラそうに見えないのに。
柊くんの今やってることは完全にそれだよ。
それなのに、いちいちかっこよく決まっちゃうんだもんね。
でもわかってる。人気者の柊くんにとって、こんなものアメリカで言う挨拶のハグだ。