それもまた一つの選択
「二人ラブラブでお帰りですかー」
家に帰ると高橋さんが家を掃除中だった。
「あー、高橋、ごめん」
トキさんは思い出したように謝る。
「この貸しはまた返してもらうわ」
二人はこの部屋のリビングだけは共有しているので交代で掃除している。
それぞれのプライベート部分は自分でしているけど。
今日はトキさんが掃除当番だったらしい。
すっかり忘れて私と公園で遊んでいた。
「おい、お前ら。
今、ついでに風呂掃除もしている最中だからな。
使うなよ」
釘を刺されているよ、トキさん。
「えー」
トキさんは駄々っ子のように高橋さんにどうにかしてくれオーラを出している。
「じゃあ、二人で掃除して。俺、風呂には近寄らない」
高橋さんは再び掃除機を掛け始める。
「遥、俺風呂掃除するわ」
私を放置しようとするので
「待って!私も!!」
そう言うとニヤリとトキさんが笑う。
「ベッドの上で待っててもいいけど、手伝ってくれるならそれでもいいかなー」
「おーい、お前ら煩い!!」
高橋さんは手で私達を払いのける仕草を見せた。
結構小さな声で会話していたんだけどね。
高橋さん、地獄耳ね。
その後。
トキさんと二人、必死にお風呂掃除。
ある程度高橋さんがしてくれていたからそれほど大変ではない。
私、トキさんと付き合うまで掃除もした事がなかった。
全てトキさんが教えてくれた。
「遥、上手くなったよねえ。手つきが良くなった」
嬉しそうに隣で呟くトキさん。
あ、今。
すごく幸せだと思った。
「これからももっと上手くなるわ」
「他にも色々と教えるよ」
トキさんがそっと私の手に自分の手を重ねる。
中腰が辛いのでお互い立ってキスをしようとしたその時。
トキさんが絶叫した。
初めて聞く、大きな声。
「大丈夫か!?」
大きな足音がしたと思ったら慌てて高橋さんがお風呂に入ってきた。
「藤野!?しっかりしろ!!」
家に帰ると高橋さんが家を掃除中だった。
「あー、高橋、ごめん」
トキさんは思い出したように謝る。
「この貸しはまた返してもらうわ」
二人はこの部屋のリビングだけは共有しているので交代で掃除している。
それぞれのプライベート部分は自分でしているけど。
今日はトキさんが掃除当番だったらしい。
すっかり忘れて私と公園で遊んでいた。
「おい、お前ら。
今、ついでに風呂掃除もしている最中だからな。
使うなよ」
釘を刺されているよ、トキさん。
「えー」
トキさんは駄々っ子のように高橋さんにどうにかしてくれオーラを出している。
「じゃあ、二人で掃除して。俺、風呂には近寄らない」
高橋さんは再び掃除機を掛け始める。
「遥、俺風呂掃除するわ」
私を放置しようとするので
「待って!私も!!」
そう言うとニヤリとトキさんが笑う。
「ベッドの上で待っててもいいけど、手伝ってくれるならそれでもいいかなー」
「おーい、お前ら煩い!!」
高橋さんは手で私達を払いのける仕草を見せた。
結構小さな声で会話していたんだけどね。
高橋さん、地獄耳ね。
その後。
トキさんと二人、必死にお風呂掃除。
ある程度高橋さんがしてくれていたからそれほど大変ではない。
私、トキさんと付き合うまで掃除もした事がなかった。
全てトキさんが教えてくれた。
「遥、上手くなったよねえ。手つきが良くなった」
嬉しそうに隣で呟くトキさん。
あ、今。
すごく幸せだと思った。
「これからももっと上手くなるわ」
「他にも色々と教えるよ」
トキさんがそっと私の手に自分の手を重ねる。
中腰が辛いのでお互い立ってキスをしようとしたその時。
トキさんが絶叫した。
初めて聞く、大きな声。
「大丈夫か!?」
大きな足音がしたと思ったら慌てて高橋さんがお風呂に入ってきた。
「藤野!?しっかりしろ!!」