【完】『雪の都』

が。

深雪が入ってきた。

「桜子ーっ!」

もうそうなるとアウトというか万事休すというか、無視をするわけにはゆかなかった。

「あ、深雪ひさしぶりー」

大輔と彩も寄ってきた。

「お友達?」

「まぁ昔からの知り合い」

大輔は平然と言った。



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