【完】『雪の都』

桜子も薫も冷や汗が止まらないような内心で、

(深雪と大輔が大人の対応をしてくれてよかった)

と、それぞれ知らないままながら、シンクロするように同じことを思ったようである。

ともあれ。

こうして忘年会は始まった。



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