桃野、悩みなんでも解決します!1
『だからって…ちょ、待ってよ!!
な、何してるんだよ!』
佐賀野と瑠衣くんは床に新聞紙を敷いた。
『望架、セッティングは完了だ』
「オッケー、ありがとう、佐賀野と瑠衣くん♪」
『お、あんたら…、一体何をしようとしてる…』
「ん?何って今から私たちは梁瀬くんを
カッコよくするのがお仕事だから」
『カッコよくも何もスタイリストでもない
あんたらにできるか―!!』
「大丈夫だよ!
私の双子の兄がスタイリストだし、お兄が美容師でその上の兄が美容専門学校に所属してるの」
『だからってあんたがそれと同じで上手いって
限らないし、それに―俺は絶対外には出ない
からな!』
「なら、私が梁瀬くんが自分から出たいって
思わせて見せるよ!」
そう言い私は梁瀬くんの髪に水を振りまいた。