桃野、悩みなんでも解決します!1
『でも、なんで俺…?』
その理由は………
「部員足りないし、梁瀬くんいたら女の子たくさん来るでしょ」
ハートをつけて言う私に梁瀬くんは思わず本を手から滑り落とした。
『少し、考えさせて貰えるかな…?』
「で、ですよね………」
いきなり、そんなこと言われても戸惑うだろうし、悪い言い方で言うなら梁瀬くんのことを利用しようとしている。
学校復帰して間もないのにそんなお願いをいきなり聞けるかって。
『俺、まだ不安なんだ…。周りの態度とかもいきなり変わって環境にまだ慣れてない、
桃野さんの役に立ちたい気持ちはあるんだ。ごめんっ…。』
「そっか…。だよね。いきなりなんだもん!
でも、今の梁瀬くんなら男子の相談にも乗れるだろうしさ、やっぱり梁瀬くんは必要だよ!」