桃野、悩みなんでも解決します!1
これは、演技。
澪桜は皆見さんのこと、好きじゃないんだよ。
そう、言い聞かせ、私も演技をし続ける。
『…勝手にしろよ』
『お前の皆見さんの想いって
そんなもんだったんだな』
「っ…!!」
愛磨は澪桜の胸ぐらを掴んだ。
私は息を呑んだ。
これ、本当に演技、なんだよね………?
愛磨がどう思ってるか、
確かめる演技なんだよね………?
だんだんと私は澪桜の一つ一つの
言葉に不安になってきた。
『…んなわけねーだろ……!!』
体育館に響きわたる声。
四人だけのこの空間。
『ならなんで別れたんだよ』
今度は澪桜が愛磨の胸ぐらを掴んで言った。
愛磨は言った。
『仕方ねーんだよ。
紗羅は、あの人がいるんだ……』
「あの人?」
『誰だよ、あの人って…』