桃野、悩みなんでも解決します!1




そう言い、放課後。



李璃と桐谷くんと私は三人で隠れて二人を
見守ることにした。




『紗羅…………』



『愛磨くんっ…………』




二人は息を呑み、話した。




『私っ、私ね……』



『俺から話させてくれないか?』




こくりと頷く彼女に東野くんは言った。




『紗羅、いきなり理由も言わないで
振ってごめん……!!!』



『う うん…、私も悪いところが
あったんだよね』



『違う!それは違う!
全部、俺が意気地なかっただけなんだ!!』



『え…』



『俺は、ある人にバスケか沙羅を選べって…、
じゃなきゃお前は今度の試合に出させないって
そう脅されて、俺…どうすれば良いかわからなくなってた。バスケか沙羅、どっちかなんて
俺には無理で……。今度の試合が
もし突破したら全国の練習になる。
負けられない試合だった。
沙羅をこんな形で傷つけてごめん…』

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