桃野、悩みなんでも解決します!1
そして、放課後―――。
『桃、ここって使われたなかった部屋だよな?』
キラキラした目で言う陽に私は頷いた。
『まあまあの出来だな』
いつもの俺様台詞っすね。
『でも、大変じゃなかったんですか?
この部屋、全部一人でやったんですよね?』
柴田くん、君はなんて鋭いんだ……。
『望架ちゃん、ここで紅茶も出すの?』
「うん、そうだよ」
『とても居心地の良さそうなところだね!』
沙羅ちゃんの笑顔に私は頷いた。
「でしょ、でしょ〜!
私、頑張ったんだから!!」
『んじゃあ、桃。さっそく会議でも始めようか?』
「会議??」
私は颯ちゃんの言葉がよく分からなかった。