桃野、悩みなんでも解決します!1
「私がもし、良い奴なら………、颯ちゃんは
もっーとに良い奴なれるね!」
『その根拠はどこからきてるの』
苦笑して言う彼に私は言った。
「根拠や理屈って要らないと思うんだ」
『え?』
「私が言ってること、結構あたるよ〜〜」
私はそう言ってニッと笑った。
『桃って根拠もないのに、そう言われると何だか本当に当たりそうな気がしてきた』
「当たるよ。私は悩み相談部に選んだ人なんだもん。私、人を見る目だけはあるの!」
『他の部員も?』
「入ってほしいってスカウトはしてないけど、でも。悩み相談部の人はちゃんとした人が良いって思ってるから、私は悩み相談部にいる人を良い奴だって思ってるの。確かに話は脱線するわ、タメ口遣う奴もいれば俺様発言を連発する人も爽やかで元気な人も、尻尾を振る人もいれば、彼氏思いな子もいる。私はそれぞれの個性が出てて好きだよ」
『やっぱ、桃って変わり者だ』